アメリカ合衆国の臨界前核実験に抗議し、
核兵器廃絶を求める決議

 臨界前核実験を含めたあらゆる実験の中止を求める国際世論を無視して、アメリカ合衆国が6月8日、本年2月に続いて、ブッシュ政権としては4回目(通算17回目)の臨界前核実験を実施したことは極めて遺憾なことであります。

 核反応が連鎖的に起こる臨界には達しないとして核実験を続けるアメリカ合衆国の態度は、核保有国が核兵器の保有を維持し続ける姿勢を示したものであり、核爆発を伴う核実験を禁止した包括的核実験禁止条約(CTBT)を空洞化させるものであります。このような姿勢は世界の核軍縮の流れに逆行するものであり、アメリカ合衆国が実験を続ける限り、核兵器開発競争に歯どめをかけることができません。

 これまで本市議会は、「非核平和友好宣言都市」の議会として実験が強行されるたびに抗議してきましたが、私たちの願いは届きませんでした。

 よって、再度アメリカ合衆国に対し、今後臨界前核実験を含め一切の核実験を中止し、核兵器の全面廃絶と世界平和の実現に取り組まれることを強く求めるものです。

 上記決議します。

  平成14年6月11日

上 越 市 議 会