上越民報

2001年11月4日 bP94

目次
■上越市長選挙(10月28日投票) 木浦正幸氏が大差で当選 宮越馨氏三選ならず

上越市長選挙(10月28日投票)
木浦正幸氏が大差で当選
宮越馨氏 三選ならず

選挙結果は大差
 一〇月二八日に投票・開票された上越市長選挙は、前自民党県議の木浦正幸氏がダブルスコアに近い64%51、301票を獲得して当選し、三選をめざした宮越馨氏は敗れました。(左表、参照)
 投票率も77%という高率でした。

市長選挙の結果
  得票数 得票率
木浦正幸 51,301 63.79%
宮越 馨 28,612 35.58%
無効票等 506  
投票数 80、419
投票率 76.78%

日本共産党はどの候補も支持せず
 日本共産党は、今市長選挙にあたって、候補擁立の努力をしてきましたが、一〇月十二日これを断念し、「立候補を表明しているどの候補も推薦・支持しない」ことを決め、対処してきました。(bP93 一〇月二一日号参照)

変化を求めた市民
 選挙の結果は、予想以上の大差でした。上越市長選に先立って行われた能生町長選では、「前町政を継承する」候補が大接戦の苦戦をし、一週間前の糸魚川市長選では、現職が敗れていました。
 こうした変化を求める住民の動向が、上越市政においても明確に現れたといえます。

否定された市民不在の市政
 宮越市政の何が問われたのでしょうか。
 一〇月一日から始まった十三品目の分別収集は、たいへん不評です。市民の声を聞かず、「天の声」で動く市民不在の市政が否定されたのです。

木浦市政に対して日本共産党は
 木浦新市長は、選挙戦でいくつかの公約を掲げました。その中には、わが党のこれまでの主張を取り入れたものもあります。
 しかし、自民党「県政との太いパイプ」を強調しています。そして何よりも、宮越市政が推進してきたJプランに代表される大型公共事業中心の「まちづくり」計画など、住民福祉の充実のためには再検討が必要な事業に対して、どういう態度を取るのかが問われます。
 日本共産党は、宮越市政に対しても政策を中心に、真の意味での「是々非々」で対応してきました。木浦市政に対しても同様です。動向を注視していきたいと思います。

市政の何が変わるのか?
 市役所の内部改革では、副市長制の問題をはじめとした機構改革など、たくさんの問題があります。これがどういうふうに動いていくか、よく見定めて対応していきたいと思います。
 上越市議会は、宮越氏を押した会派・議員の動向が注目されます。敵対して嫌がらせをするのか、それともコロコロと転がっていくのか。これも見ものです。

宮越氏は何も解かっていない
 投票日当日の宮越氏の敗戦の弁が気になります。
 普通、落選すれば、「私の不徳のいたすところ」というような反省の弁が述べられるのですが、これがまったくありませんでした。
 そして、「今日の答えが終点ではないと考えている。ある意味で本当のスタート地点だと考えている。本当の日本一の市になるようにいろんな方向からいろんなことをしていきたい」と言っています。ダブルスコアーに近い負け方をして、これはないだろうと思います。逆にいえば、こうした態度だから負けたともいえるのではないでしょうか。それがまったく解かっていない、かわいそうな人だとも言えます。
 それにしても何を画策するか、監視が必要です。

目次へ

 上越民報目次へ   190〜199の目次へ