上越民報

2001年7月1日 bP87

目次
■リフレ上越の山口社長は公開質問状に答えるべきです
★公開質問状
★申し入れ書

リフレ上越の山口社長は
公開質問状に答えるべきです

 前号(bP86)で、六月十五日に、日本共産党議員団と自由クラブの議員が、リフレ上越山里振興鰍フ山口弘司社長(副市長)に公開質問状(全文を裏面に掲載)を出したところ、社長が「回答する」と約束したのに、宮越市長がししゃり出て、返却してきたことをお知らせしました。

回答促す申し入れ
 二十日午後三時過ぎ、五議員を代表して杉本敏宏、小林林一両議員が山口社長に、速やかに回答することと、「議会ルール無視」といっていることから、「議会ルールとは何か」を問いただす「申し入れ書」を手渡すことにしました。

不在といって三時間も待たせる
 記者室で記者会見し、山口社長とアポを取ろうとしたところ、「四時ごろに戻る」という返事。三時三十分ころ帰庁ランプが点灯。早速連絡したところ、「帰ってきたが、どこかに出て行った」とのこと。「連絡を取るように」依頼。記者室に「市長から議長への申し入れ書」が配布されました。その後、十五分ごとに確認の電話を入れるが、「行方知れず」の一点張り。市長が出張中に筆頭副市長の行方が分からないようでは、危機管理がまったくなっていないといえます。
 五時過ぎにようやく、「車で外出している」ことがわかり、会えたのは、六時半近く。

不遜な態度に終始
 申し入れ書を渡し、速やかに回答するように要請。これに対し山口社長は、「今日三時半ごろ、市長から議長宛てに『申し入れ』をした。それが回答だ。それを見て議会として対応していただきたい」と言い張ります。
 「議会はこの問題では、無関係だ。第三者を巻き込むべきではない。ここに当事者がいるのだから、『第三者に回答したからその人に聞け』などと言わず、ここで答えたらどうか。マスコミに配布したのに当事者に渡せないのか。」押し問答が続きましたが、どうしても回答しないので「申し入れ書」を手渡して来ました。

取材は記者の判断
 前後しますが、山口社長の開口一番は、「何でマスコミがいっしょなのか」でした。
 申し入れ終了後、マスコミが山口社長に談判していました。「市長から議長への申し入れ書に、『報道機関をも巻き込んで』との表現があるが、我々は巻き込まれたつもりはない。リリースに対して自主的に判断して取材にきたのだ。公文書の表現としては不適切だ。」その通り。

市長の申し入れを議長、受け取らず
 二十一日、石平春彦議長は、山口副市長を呼んで市長の申し入れを受け取らず返却しました。しかし、副市長はこれを置き去りにしていったそうです。その後議会事務局を通じて総務課に持参しましたが、それをまた総務課が議会事務局に持ってきたといいます。
 「受け取らない」「戻ってきていない」と、宙に浮いた形になっています。

回答期限が過ぎ再度の申し入れ
 公開質問状もその後の申し入れ書も回答期限は二十五日ですが、この日までに山口社長からの回答はありませんでした。議長も申し入れを受け取らなかったので、二十六日、杉本敏宏、小林林一両議員が五人の議員を代表して、回答を促す再度の申し入れを行いました。
 山口社長の態度は、これが議員に対する態度かと思うほど最初から高圧的でした。激しい応酬が続きました。リフレ上越としては、どうしても第三者の上越市や市議会を巻き込みたいようです。特に市議会を巻き込めば、多数にものをいわせて押し切れるとでも思っているのでしょうか。
 議員の調査権をないがしろにする今回の暴挙に、これを危惧する声が出てきました。上越市議会の良識を示す時です。

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公開質問状

平成13年6月15日

リフレ上越山里振興株式会社
代表取締役 山口弘司様

上越市議会議員
小林林一
永島義雄
水澤弘行
杉本敏宏
樋口良子

公開質問状

 このたび貴社より提出されました第3期(平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)決算報告書は、減価償却費の計上ゼロや未収入金の計上内容等々、いくつかの点において不透明かつ不自然な内容であります。
 去る6月8日の文教経済委員協議会での審査においてもその疑念が晴れず、むしろ不透明感は増すばかりであります。
 よって我々は上越市民を代表する市議会議員として、市民に真相を明らかにする責務上、別紙の項目について代表取締役に公開質問いたす次第です。業務ご多端とは存じますが、事の性格上6月25日までにご回答くださいますようお願い申し上げます。

質 問 項 目

1 未収入金について、その明細を明らかにしてほしい
2 木工調度品の売却について
 *対象品の内訳明細を明らかにしてほしい
 *売却先を明らかにしてほしい
 *売渡し契約の内容を明らかにしてほしい
 *リース契約の内容を明らかにしてほしい
3 棚卸資産について
 *棚卸資産の内訳を明らかにしてほしい
 *棚卸資産と期末棚卸高の差異は何か
4 工具器具備品について
 *11年度決算と12年度決算双方の内訳を明らかにしてほしい
5 売掛金・買掛金について
 *それぞれの内訳を明らかにしてほしい
6 借入金について
 *長期・短期それぞれの借入先、期間、利率、担保・保証の内容を明らかにしてほしい
7 未払金について、その内訳を明らかにしてほしい
8 営業外収益について
 *内訳を明らかにしてほしい
 *消費税の扱いの根拠を明らかにしてほしい
9 特別利益について、内訳を明らかにしてほしい
10 消耗品費について
 *11年度決算、12年度決算の内訳を明らかにしてほしい
11 賃借料について
 *11年度決算、12年度決算の内訳を明らかにしてほしい
12 減価償却費について
 *11年度決算の内訳表を明らかにしてほしい
 *12年度ゼロとした理由と根拠を明らかにしてほしい

以上

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申し入れ書

平成13年6月20日

リフレ上越山里振興株式会社
代表取締役 山口弘司様

上越市議会議員
小林林一
永島義雄
水澤弘行
杉本敏宏
樋口良子

申し入れ書

去る6月15日提出いたしましたリフレ上越山里振興株式会社の決算報告に関する『公開質問状』に対し、貴殿の対応は市民の声を代弁する市議会議員への対応としては、極めて不適切であり遺憾であります。
 よって下記の点について明かにしていただきたい。改めて申し入れますので、6月25日(月)までにご回答下さいますようお願い申し上げます。

1. ―旦は受け取って回答するといった『公開質問状』に対して、きちんと回答していただきたい。
2. 議会ルール無視といっておられるようですが、その議会ルールとはいかなるものか示していただきたい。

以上

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