上越民報

2001年4月22日 bP80

目次
■総務委員会での杉本市議の議論から
■産廃処理場建設予定地を視察 樋口・杉本市議が、五十嵐完二県議、赤旗記者と共に


総務委員会での
杉本市議の議論から

調査費で修正案示唆新聞記事−1
 総括質疑でも議論しましたが、議会の意向とは異なる提案でしたので、「修正案を提出したい」と問題提起しました。
 議運での協議で、「条文全体に係わる修正で時間的に対応できない」ということになり、今回は撤回しました。

バス路線で提起
 赤字バス路線が増えています。地域住民のアシを確保する必要があります。青田線などが上越地域医療センター病院に乗り入れて好評です。杉本議員は、中央病院を経由するバス路線の改善について、「北城町、東本町、高土町などを循環経由できないか」と提起しました。乗り換えなければ行けないからです。「バス会社に、善処を申し入れる」ということです。

「まちづくり」とは
 まちづくり政策推進事業は、「のびやかJプラン2001」とか「上越市PRビデオ配布」とかの内容です。そこで「まちづくりというものをどのように考えているのか。都市計画とは違うはずだが」と問いただしました。どうも統一されていないようです。

発明・工夫のまちづくり
 何とも奇妙な事業名ではありませんか。内容も「ひらめき発明教室の開催」です。どこでまちづくりとリンクするのでしょう。

市のホームページ
 ホームページを充実させることは必要です。しかし、作成費がいくつかの部門に散在しています。「統一すべきでは」と基本的な考え方を聞きました。
 「統一してはいない。Jトーク課が窓口になって構築していく」とのことでした。

文化会館館長の職は新聞記事−2
 以前専任だって館長が辞めてから、兼任になったり、専任になってもすぐに別の部署に移動したりで、不安定です。どのように考えているのか聞きました。
 「基本的には専任と考えている。文化のことと行政のことの両方が解る人が望ましい」ということです。

町の中の文化財の活用
 小川未明、坂口謹一郎の顕彰事業が行われることはいいことです。高田瞽女顕彰パネル展を行うということですので、「今は別の人が住んでいるが、瞽女さんの住んでいた家の保存などを考えるべきでは。町の中の文化財の活用を考える必要がある」と訴えました。「今後の課題として検討していく」とのことでした。

環日本海と北東アジア
 環日本海という言い方が県議会でも話題になりました。日本海の呼び方自身、取りまく国々で違っています。
 「相手の立場を理解しながら、希望を尊重する」との見解でした。

目次へ


産廃処理場建設予定地を視察
樋口・杉本市議が、五十嵐完二県議、赤旗記者と共に

ショウジョウバカマ 茶屋が原の予定地は、海岸段丘にある。段丘に上がる急坂がなければ、広々とした田園風景である。かつてゴルフ場の話や射撃場の話があった。しかし、そこには人が住み、生活しているのである。それを無視することはできない。
 最初に出迎えてくれたのは、ルリタテハ。越冬した割には傷んでいない。雑木林の中は、ヤブツバキの花盛りだ。ショウジョウバカマの群落が広がり、樹林下にはコバイケイソウらしきものも見える。
 農作業をしていた男性に声をかける。「大体、新聞に載ってから説明会を開くって言うのは、話が逆さまだ。この自然が好きだ。子孫に残したい。」「やっぱり、処理場はイヤですか。」「そりゃあそうだね。」この声は、別の男性にも共通していた。「ここが大好きだ。」という若い女性も。「田畑がなくなったら、農業もできないし、すばらしい自然もなくなっちゃいます。」
 「先祖から受け継いできた土地は手放せない。」というのは、住民の本音だろう。処理場に選定した理由の一つが、「住んでいる人が少ない。」ということだそうだが、「20戸しかないからと、まったく住民をバカにしている。1人づつ落とせると思い上がっている。」という怒りはもっともだ。「環境先進都市と言いながら、自然を破壊して廃棄物処理場を作るというのはおかしいんじゃない。」「パイロット事業の借金が返せないからかと、後継者がいないじゃないかというのは、我々自身の問題で、行政がクビを突っ込み引っ掻き回す問題ではないでしょ。」
 帰りぎわ、今度はルリシジミが見送ってくれた。夕日が美しい場所だ。この里山の良さを後世に残したいという住民の気持ちが良くわかった。

目次へ

 上越民報目次へ   180〜189の目次へ