上越民報

2000年8月27日 bP62

目次
六月議会での杉本敏宏議員の一般質問
旧中央病院跡地に市民いこいの家を建設する考えは
市職員のサービス残業をなくすことについて


六月議会での
杉本敏宏議員の一般質問


市議 杉本敏宏

旧中央病院跡地に市民いこいの家を建設する考えは

 最初の質問は、旧中央病院跡地に市民いこいの家を建設することについてです。
 議員になって最初の4年前の6月議会で、また、2年前の9月議会でも、市長の考えを聞きましたが、いずれも、「福祉施設に活用する」というのが市長の答弁でした。

旧中央病院跡地北側の利用計画は

 旧中央病院跡地は、上越市土地開発公社が新潟県から取得。南半分は、郵政省に売却し、高田郵便局が建設中です。残された北半分について、これまでの言明通り福祉施設に活用するのかどうか。

満杯状態の春日山荘の緩和対策

 春日山荘は、お年寄りにたいへん好評で、教室などは希望者が多く、前年に受講した人は遠慮を願うという状況です。もう一つこうした施設が欲しいという声が上がっております。
 その際には、旧中央病院跡地に建設するのが最適と考えます。

高田地区にもという市民の声

 故高橋実議員が長いあいだ建設を主張してきた市民いこいの家が、直江津地区には建設され、好評です。ぜひ高田地区にも市民いこいの家をつくって欲しいという声があります。こうした声に応えるべきではないでしょうか。

以前の市長答弁は

 旧中央病院跡地を福祉施設に活用するというこれまでの市長答弁を実行に移すべきではないでしょうか。

【市長答弁】
 「福祉施設に活用する」といったのは、建物のことで、北半分の跡地の利用計画は、今後の課題だ。

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市職員のサービス残業をなくすことについて

 二つ目の質問は、市職員のサービス残業をなくすことについてです。

市職員の残業状況の把握は

 民間経営では、タイムカードなどで状況を把握しています。時間外労働をさせる場合には、36協定にもとづく規制がありますから、この協定時間を超過しないように管理しているのです。
 実際に市職員の残業時間は、どの位になっているのでしょうか。

サービス残業についての考えは

 昨年、社会経済生産性本部が、サービス残業を廃止すれば90万人の雇用を拡大でき、残業そのものをゼロにすれば170万人の雇用を創出できるという試算を発表しました。
 サービス残業とは、いろんな理屈をつけて残業させておきながら、残業代を払わない残業のことです。昨年、当時の小渕首相ですら認めたようにサービス残業は犯罪行為です。
 今年の3月議会の総務常任委員会で、「課長が命令しないものは残業ではない」かのような答弁がありましたが、残業代が支払われない残業はすべてサービス残業です。
 市長の、サービス残業についての考えは。

残業そのものを減らすこと

 以前に問題になってから、残業手当が大幅に減少しました。残業代を減らすことは、いろいろな口実を設けて払わなければ良いのですから簡単です。しかし、残業そのものを減らすのは容易ではありません。ましてや残業代を支払わないサービス残業は、当局にとってはどんなに増やしても苦になりません。
 市役所は不夜城と評さる状況です。土曜でも日曜でも職員が出勤して仕事をしています。サービス残業があることは明かです。
 残業そのものを減らすことについての市長の考えは。

市職員の健康維持も市の責務

 今年3月、最高裁で過労自殺をめぐる判決がありました。
 最高裁は、「使用者は、業務の遂行に伴なう疲労や心理的負担等が過度に蓄積して、労働者の心身の健康を損なうことがないよう注意する義務を負う」との判断を示し、さらに社員の性格を理由に、過労の責任を労働者本人に押し付けようとした電通側の言い分を退けました。
 日本の多くの職場では、本人の責任、「能力の欠如」というのが、どこでもサービス残業をさせる口実になっています。上越市でも、無償残業については、「本人の責任」ということが言われています。市職員の健康を維持ることは市当局の責務です。市長の考えは。

【市長答弁】
 課長が命令しないものは残業ではなく、単なる居残りだ。残業代を払わないのは当然。

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