上越民報

1999年7月25日

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介護保険の準備は万全か  樋口良子一般質問
現職2議席確保  新井市議選の結果

介護保険の準備は万全か
樋口良子一般質問

 6月議会で、樋口良子議員は、来年4月から始まる介護保険制度に向けて、上越市の準備は間に合うのか、万全な体制でスタートできるのかどうか、次の点について、質問に立ちました。

@介護保険事業計画の中間取りまとめの内容と、この制度を実施することで、上越市の財政負担はどうなるのか。

 介護ニーズ調査により介護サービスの必要量を積算するそれによって、現在のサービス整備の不足しているところが明らかとなり、よって、ゴールドプランを見直し、それらを整備する計画を立てる必要性が出てきます。ゴールドプランでは、要援護老人の人数が1946人となっており介護保険に向けての実態調査の結果では、その人数が900以上多い2861人となっています。よって、ゴールとプランではサービスの体制は足りないことがはっきりわかります。
具体的に、例えばホームヘルパー、ディサービス、特別養護老人ホームなど、サービスの種類によって、どれだけ不足し、それをどう整備するのか。
 また、介護保険制度により、上越市の上越市の財政負担は1/4から1/8に減少することになります。その具体的な数字はどれ位になるのか。
【市長答弁】・・・・介護保険事業計画の中間取りまとめについては、7月下旬までなので、まだ成式なものは発表できない。しかし、ゴールとプランの達成率はほぼ達成しており、整備率は県内でトップクラスである。サービスの量はほぼ足りると思う。
 また財政的に上越市の負担は半分になるがその実数字を議会の場で答弁するのは、好ましくない。

A介護支援専門員(ケアーマネージャー)の養成状況はどうか。

 ケアーマネージャーは介護が必要と認定された人を訪問し調査し、介護サービス計画(ケアプラン)をたてるという重要な仕事を担います。昨年の秋、はじめて実施されたケアーマネージャーの試験に合格した人は全国で9万1千人あまりといわれています。しかし、合格通知を受けとってもその後の研修を受けた人は東京都では3分の1にも満たないということが報道されました。合格してもその後の研修を受けなければ、具体的にその人にあったプランがたてられず、お年寄りがサービスを待たされるということを起こります。上越市ではどういう状況か。
【市長答弁】・・・・上越市ではケアマネージャーは約50人確保できる見通しである。これは、市の職員、介護支援センター職員、民間も含めての数である。研修も終了している。万全である。

B保険料の滞納に対する罰則規定(ペナルティ)の具体的な内容は。

これについて、市の説明会の資料でも具体的に明記されていません。市民に必要以上の不安を抱かせることは良くないが市民の不安が集中する点です。そのことをはっきりしたうえで、そのようになった方に対して、上越市がこういうふうにフォローするとはっきり明確にすることが重要です。
【市長答弁】・・・・ペナルティーの具体的な内容は保険料1年以上滞納すると、サービス利用料は全額負担とする。ただし、滞納保険料納入後1割負担を差し引いて、返還する。1年6ヶ月以上滞納時は、サービスを9〜7割低下させる。災害時、失業、病気、生活保護世帯は適応されない。

C認定の結果や、保険料の徴収、滞納処分等の不服に対する対策をどうするのか。だれもがいつでも気軽に申し立てできる体制が必要だと思うがどのような対策を考えておられるのか。

【市長答弁】・・・・不服申し立ての窓口は、県が設置するが住民にとって身近でない。よって上越市として、市役所、介護支援センター、などに相談窓口を設置する。必要な時は、2次調査も行う考えだ。

 介護保険制度4月開始にむけて、全国の自治体が、今年10月から受け付け開始と同時に認定作業も始まります。その認定作業にあたる認定審査員の定数を定める条例がこの6月議会に提案されました。上越市は7人ずつ4グループで28人ということになりました。お一人の審査時間は平均5分ということが、樋口議員の質問によって明らかになりました。一人5分でその方の身体的状態だけでなく家族状況、家の構造等々、総合的に把握し、それに合った認定審査を行うことが可能なのでしょうか。このような認定方法についても、これから改善させる必要があります。

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現職二議席確保
新井市議選の結果

 七月十一日告示十八日投票の新井市議選で、日本共産党の丸山昭四氏は八〇五票で第十位、霜鳥栄之氏は六一七票第十九位で当選し、現有二議席を確保しました。
 二氏の合計得票一四二三票は、前回市議選よりも二八票少なかったものの、昨年の参院選比例票よりも二二一票増で、得票率は、七・八六%でした。
 新井市での二議席確保で、上越地区内の日本共産党議員は、十七名です。
 引き続き、次の町村でたたかいます。
八月二三日告示二八日投票   松之山町 高橋英一
        同                   村山邦一
八月二四日告示二九日投票   牧村 渡辺靖子
八月三一日告示九月五日投票 浦川原村 杉田昭一
九月七日告示十二日投票    妙高村 望月幸雄

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