上越民報

1999年6月27日 bP41


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■総務常任委員会での杉本議員の質疑
■懲罰だ 懲罰だ



総務常任委員会での
杉本議員の質疑

市長の仕事を助役に分担させるのに
助役の給料を引き下げて、市長の給料はそのままですか

 初日(八日)の樋口良子議員の総括質疑を受けて、杉本敏宏議員は、十四日の総務常任委員会で、助役の給料、勧奨退職、一般職員の待遇などについて質疑しました。

助役の給料引き下げは賛成
 日本共産党は、これまで一貫して市長や助役など特別職の給料の引き上げに反対してきました。この立場から、今回の助役の給料引き下げは、賛成です。

助役は市長の仕事を分担する
 助役の仕事を六人で分担するのではありません。市長の仕事を六人の助役に分担してやらさせるのです。
 助役の責任は、重くなりこそすれ、軽くはなりません。それなのに助役の給料を引き下げるというのです。
 結局、「助役の給料は市長の給料の75・1%」という図式に当てはめただけのことです。

市長の給料も引き下げるべき
 公式の理由である「助役の職務が軽くなる」というのは、本当の理由ではないことが明らかになりました。
 「職務・責任が軽くなる」ということを貫けば、市長の給料こそ引き下げるべきです。

諮問されないことは答申しない
 この追及には、「審議会の答申」の一点張りです。しかし、審議会規則は、「諮問について審議し、答申する」ということになっています。市長の給料引き下げについては、諮問しなかったから答申がなかったということでしょう。
 「審議会では、収入役や議員の報酬についても審議した」といっていますが、「議員報酬を引き下げるぞ」ということでしょうか。

勝手に辞めても勧奨退職ですか

勧奨退職七人も
 最初に提案された十一年度補正予算で三人の勧奨退職者の退職金が計上されていました。
 最終日に新たに四人の勧奨退職による退職金のための補正予算が提案されました。
 この間の退職が、すべて勧奨退職であることから、その条件を質しました。

肩たたきではない?
 通常、勧奨退職とは、「そろそろ辞めませんか」と肩をたたくものといわれています。
 上越市は、「肩たたきではない」と言い張ります。

十二月までの退職はすべて勧奨退職
 「十二月末までの退職届を十一月中に出せば、勧奨退職」との募集を四月に出したということで、その間の退職は、「辞めたくなった」といって辞めるなど、どんな理由であっても勧奨退職扱いだということです。

一般職員の給料引き下げで、助役の人件費増をまかなう

昇格は励みです
 官民問わず昇格は、仕事をする上での励みです。
 部長職を廃止し、課長、副課長を大幅に減らします。職員の「やる気」をそぐことになります。

数百人の降格
 ポストを奪うだけではありません。部長を課長に、課長を副課長に、参事、課長補佐、副参事を係長に、係長をヒラにと、数百人もの職員を降格にします。

降格は、失敗したらが普通
 民間でもどこでも、降格するというのは余程のことがないとしません。
 何も落ち度がないのに、降格しようというのです。

人件費増
 助役を六人にすることによって、二千万円以上の人件費増になります。部長を廃止しても二百万円程度しか減りません。
 そのために、一般職員の待遇を引き下げるのです。

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懲罰だ 懲罰だ

またまた懲罰です

 発端は、十五日に行われた自由クラブの小林林一議員の、「副市長の高畑佳壽子氏は、公募前から決まっていたのではないかとのうわさがある。」という、一般質問です。
 宮越馨市長は答弁の中で、「議事録を調査し、しかるべき対処をする。」といっていました。

市長の申し入れ
 早速、「小林林一議員を懲罰せよ」と、宮越馨市長が議会に申し入れてきました。

市長のいうことなら
 市長の申し入れに、市政クラブと市民クラブが、直ちに同調しました。市長のいうことなら、無理も通すということのようです。

少数会派が結束
 「『懲罰。懲罰。』ということを放置できない。」と、当事者の自由クラブをはじめ、日本共産党、市民ネット、恵風会、広政クラブが結束しました。

懲罰動議
 十八日の本会議で、小林林一議員は、当該発言部分を取り消し、陳謝しました。
 それにも関わらず、市政クと市民クが懲罰動議を提出してきました。まさに、「何が何でも懲罰」という態度です。

杉本議員が質疑
 懲罰動議に対して、杉本議員が質疑しました。
 「すでに、発言が取り消されたのだから、発言は存在しない。従って、懲罰の必要はない。」

十一対十三
 動議は無記名投票され、十一対十三で可決されました。

記者会見放映
 公募の助役選任案件が審議される前の6時半からの民報テレビで、新助役の記者会見を放映。
 おまけに市村議員が、「以前から選考していた」という趣旨の発言。あわてて取り消しましたが、思わず本音が出たようです。

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