上越民報

1999年6月13日 bP39

目次

  上越市議会

6月議会はじまる

 上越市議会の六月定例会が、六月八日から始まりました。

 八日に行われた、市長提案に対する、議員団を代表しての樋口良子議員の総括質疑の概要を紹介します。

 総括質疑をしたのは、樋口議員だけでした。

産廃最終処分場

 上越地方振興促進協議会が、最終処分場の適地選定調査を行いますが、その経緯と今後の見通しは。

 その調査の基準、条件は。

 どこを調査するのか。

【市長】 好ましくないところを選定から除外し、適地を絞り込んでいく。現時点では、未定。

公共交通の

あり方

 新幹線新駅周辺整備に関連して、「信越本線やバス交通による公共交通のあり方を追加検討する」というが、住民の足が確保されるのか。

【市長】 周辺整備については言及したが、公共交通のあり方については答えず。

介護認定審査会

 委員定数を二八人とする根拠は。この人数で、実態にあった認定作業ができるのか。

【市長】 介護申請する人を3100人と見ている。週一日とし、

一日40人審査すれば、4チームで二〇週で審査できる。一人あたり約5分の審査時間になる。実際にやってみて、不都合があれば、再検討する。

助役の給与

 助役六人制に伴なって、助役の責任は重くなるのに、給与を二万五千円引き下げるというのは、矛盾ではないか。

 六人の助役に仕事を分担する市長の給与も引き下げないのか。

【市長】 六人になるから責任が分担される。報酬審議会に(引き下げを)諮問し、その答申をそのまま提案した。審議会では、市長、収入役、議員についても審議した。

下水道処理場の

建設工事費

 七億七千五百万円の当初協定額の一割近くの七千万円も引き下げるということだが、その変更の内容は。

【市長】 下水道事業団が発注した金額が、協定額よりも安かったので、その差額を減額した。

議長の「勧告」は

議会制民主主義の破壊である

TBS問題などに関連して

 五月十四日の各派代表者会議に突如、「TBS虚偽報道に関わる真相解明について『議会対応』(議長見解)」(以下『議長見解』)なる文書が配布されました。

 その内容は、「@TBSに再度抗議する AJCVには、議会中継の条件を提示し、受け入れられない場合は許可しない旨申し入れる B公平な上越市を創る会の役員である三議員に対して、TBSビデオ放映の事実関係と責任の所在、公文書漏洩の真相解明に協力するよう勧告する 」というものです。

 五月二四日に開かれた各派代表者会議で、日本共産党議員団は、次のように主張しました。

 『議長見解』は、「@議会の対応であるのに、その根拠がすべて、行政と相手方との論争文書であること。A相手方の回答などを、行政と同様に、一方的に不充分と決め付けていること。B三議員に対する勧告は越権行為であること。」

 特に三人の議員に対する「勧告」について、@議長には勧告する権限がないこと、A越権行為の勧告を許せば、議会制民主主義は成り立たなくなること、Bどうしても「勧告」したいのであれば、勧告決議を提出すべきであることなどを主張し、撤回を求めました。

 会議では、勧告される当事者である自由クラブが、反対の意思表示をし、恵風会も反対しました。

 しかし、市政クラブ、市民ネット、市民クラブが賛成の意思表示をしました。

 六月一日の各派代表者会議では、議長から、TBSへの「再抗議と申し入れ」の案文だけが提示されました。

 ところが、翌二日に、「TBSの報道特集等に対する議会対応について(報告)」と題する議長名の文書が、配布されました。

 この報告には、@TBSに郵送したこと、AJCVに口頭で申し伝えたこと、B三人の議員に勧告したことが記されていました。

 特に、議長の「勧告」は、越権行為であり、議会制民主主義を破壊するもので、上越市議会の歴史に、汚点を残すものです。

議会人事など

 五月二日に藤塚和生氏が死去したことに伴なう議会人事がありました。

 今回は特に、当初八人いた総務常任委員会が、一月に山岸行則氏が辞職し、三月末に坪井正澄氏が辞職していたために、三人減の五人になってしまったことが、焦点でした。

 「総務委員のいない会派から移動しては」との提案がありました。日本共産党議員団は、「辞職等した議員が所属していた会派で、移動したい人がいれば移動し、いなければそのままとする。」と提案しました。

 協議の結果、党議員団の提案通りになりました。

 坪井氏が所属していた市政クからは希望がなく、故藤塚氏の所属会派から分かれた市民クの星野実議員だけが移動しました。

 八日の本会議で、この移動が承認され、その後開かれた総務常任委員会で、故藤塚氏がつとめていた副委員長に星野議員が選出されました。

 議会運営委員会と特別委員会は、欠員のままです。

 その他の人事は次の通り。

農業委員会   小林章吾

博物館協議会   星野 実

住居表示審議会   星野 実

地下水対策協   小林章吾

選挙立会人   杉本敏宏

蓼科山に

行ってきました

 六月六日、中高年のハイキングクラブ「遊歩会」の例会で、蓼科山(2530m)に行ってきた。

 総勢58名。2台のバスに分乗して七合目まで入る。

 すぐにコメツガの樹林帯。登山道には砕石が敷かれていて歩きにくい。路傍にタチツボスミレ、コミヤマカタバミ。マイヅルソウはまだつぼみだ。

 石ばかりの急登を登ると蓼科山荘。ミネザクラか?そしてさらに急登して、頂上に出る。ヒメイワカガミが地にへばりついている。噴火口を火山岩が埋め尽くしている。中央に祠。思い思いに昼食。

 記念撮影して下山。

 この山は、30年前の学生のころに一度登っているが、七合目よりもずっと低いところから登り始め、樹林帯の中は、鬱蒼としていて、苔むしていたように思う。まったく変わってしまった様子に驚いた。

杉本敏宏