上越民報
1999年4月18日 bP34


目次

いっせい地方選挙前半戦、日本共産党大躍進 道府県議152議席政令市議120議席 上越市と新潟県では前進できず
11日投票の県議選の結果について
第三セクターあちこちで破綻

いっせい地方選挙前半戦、日本共産党大躍進
道府県議152議席政令市議120議席
上越市と新潟県では前進できず

 四月十一日投開票のいっせい地方選挙前半戦で、日本共産党は、道府県議選で152議席(前回比54増)、政令市議選で120議席(前回比28増)の史上最高の大躍進をしました。

躍進の原動力は

 『今回の歴史的な躍進は、地方政治における自民党を中心とした「相乗り政治」「オール与党政治」への批判、それと対決する日本共産党への期待、また、「大型開発優先」、住民サービスは切り捨てという自民党・オール与党による「逆立ち政治」を大もとからきりかえ、地方自治体を暮らし・福祉・子どもを大切にする本来の姿にたてなおそうという日本共産党のよびかけに、有権者のみなさんから大きな共感がよせられたことによるものです。』(四月十二日常任幹部会の声明)

県議選上越市区の結果
候補者名 得票数
風間直樹 17,152
木浦正幸 16,540
杉田弘美 14,150
山岸行則 13,243
石川美恵子 6,376
池田伸吾 1,925

新潟県では、いがらし完二氏当選、福島富氏惜敗

 新潟県議選では、日本共産党は、七選挙区に八人の候補を擁立して、複数議席の実現、数名の議員団をめざして闘いました。
 しかし、二人当選をめざした新潟市で、いがらし完二氏は当選しましたが、現職で大ベテランの福島富氏をわずか47票差で落選させてしまいました。
 西蒲原郡区、刈羽郡区で善戦しましたが、他の選挙区では、昨年夏の参議院選挙の得票に大きく及ばないという結果でした。

池田伸吾氏、超短期戦でふるわず

 県議選上越市区の得票状況は、別表のとおりです。
 わが党の池田伸吾氏は1925票で、昨年参院選や一昨年の総選挙の6千余票に大きく及ばなかっただけでなく、3年前の市議選の4300票の半分以下という状況でした。
 全国と同じく市民の中にも、オール与党政治に対する批判が根強くあることは、街頭宣伝などでの市民の反応から明かです。
 立候補表明が三月二六日で、告示一週間前という超短期の選挙戦で、十分浸透し切れなかったことが原因といえます。

自民系は得票減

 四年前の県議選(日本共産党は立候補せず)と比較しますと、自民党と自民系無所属を合わせた得票は、49129票から、今回33672票へと、15000票、約30%も減らしているのが特徴のひとつです。
 全国と同じ傾向が上越市でも現れています。

風間トップ当選、山岸落選の意味

 マスコミなどでは、「風間、山岸の3位争い」といわれていました。また、白川代議士と宮越市長の「代理戦争」ともいわれ、特に、宮越市長の「攻勢的な」姿勢が注目されていました。
 宮越市長がもっとも嫌っていた風間氏がトップで当選し、もっとも力を入れてきた山岸氏が落選したことは、宮越市長に対する批判のあらわれと見ることもできます。市長の応援が、票を蹴散らしたのかも知れません。
 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」式の対応は、そろそろ改める時期ではないでしょうか。

十八日から後半戦

 日本共産党は、後半戦の市町村議選では、糸魚川市、能生町、板倉町、大潟町で現職確保、松代町で2議席めざします。
 前半戦の教訓を生かし、躍進を成し遂げる決意です。

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十一日投票の
県議選の結果について

 十二日、杉本敏宏市委員長(選対本部長)は、つぎの談話を発表しました。

 立候補表明が三月二六日で投票日まで十七日という超短期の選挙戦でしたが、池田伸吾候補を先頭に、全力で闘いました。事前の『新にいがた』号外、法定ビラなどや、池田伸吾候補も連日二十ヶ所を超える街頭宣伝で、「福祉切り捨て、大型開発優先の平山県政の逆立ち政治をただせるのは日本共産党だけ」と訴えてきました。
 宣伝戦では、大きな成果をあげることができましたが、陣地戦を展開する前に、投票日がきてしまったという感じでした。日夜奮闘された党員、後援会員のみなさんの努力に感謝いたします。
 今秋にも行われるといわれる総選挙と来年四月の市議選に向け、今回の経験・教訓を生かし、全力でがんばりたいと思います。

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第三セクター
あちこちで破綻

 第三セクターがあちこちで破綻しています。(第一セクター=行政、第二セクター=民間、第三セクター=行政と民間の共同。第四とか第五とかはない。)
 そんなさなか、上越市で二つの三セクが動き出しました。一つは、「リフレ上越山里振興乾、もう一つは、「エフエム上越」です。
 上越市が51%の出資ですから、全面的に責任を負うことになります。破綻すれば、税金を投入することになりますから、全面的な情報公開が必要です。
 この後、保倉川の「マリーナ」も操業します。大丈夫でしょうか。

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