上越民報

1998年6月28日 bP07





参議院選挙はじまる
6月25日公示、7月12日投票

 国民から不信任を突きつけられた自民党政治を変える絶好のチャンスです。マスコミは、争点そらしに躍起ですが、争点は明確です。@この大不況をどう打開するか。A日本経済をどう舵取りするか。B国の主権と外交のあり方。どれをとっても、「自共対決」です。日本共産党の躍進で、政治を「国民が主人公」に変えようではありませんか。ご支援をお願いいたします。



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六月議会での
杉本議員の一般質問


 六月議会で、杉本敏宏議員は、
1.景気対策と、その決め手としての消費税減税について、
2.新『ガイドライン』と陸上自衛隊の直江津港視察計画について

の二点について一般質問しました。

不況の主要な原因は、消費税5%への増税と言われているが、市長の見解は。

【杉本】
 「消費税5%への増税が、今日の不況の主要な原因だ」ということは、国民金融公庫の「上越市内の商況調査」でも指摘されているように、多くの方々の一致した見方である。
 しかし、宮越市長は、「提案理由」で、「我が国経済は、アジア地域の通貨・金融市場の混乱、昨年来の金融機関の経営破綻、そして雇用の先行き不安等を背景に家計や企業の景況感の厳しさが個人消費や設備投資等に影響を及ぼし、景気は極めて深刻な状況になっております。」と、まったく別の方向に原因を求めている。市長の見解は、世間一般の見方と大幅にずれているのではないか。
【市長】
 消費税増税が、多少の影響はあると思うが、主要な原因だとは思わない。

消費税を3%に戻すよう政府に要求すべきでは。

【杉本】
 「日本経済の二つの柱である国民の消費と中小企業の経営」が、消費税増税、医療保険改悪、所得減税廃止による9兆円の負担増によって、冷え切っている。
 マスコミや識者が共通して指摘しているように「今すぐ消費税率を下げることが景気回復と財政再建を両立させる道」(「週刊エコノミスト」6月2日号、大阪大学、八田辰尾教授)だ。消費税減税は、毎日の買物のたびに減税になり、すべての国民に恩恵があり、消費の拡大に直接つながる。
 政府に対して、消費税を3%に戻すように要求すべきだ。
【市長】
 市長の答弁は、消費税を是とする立場から、国の財源問題にもかかわることであり、軽々に論じるべきものではないということでした。

上越市の景気対策は、中小企業の経営を直接あたためる施策になっているか。

【杉本】
 政府の経済対策、景気対策は、「風が吹けば桶屋が儲かる」式で、「大企業や大銀行、大手ゼネコンを優遇すれば、下請、孫請と仕事が回っていくはずだ。そうすれば景気は回復するはずだ。」というもの。上越市の景気対策も、市内の大手企業に仕事を出せば、それが下請、孫請と順次仕事が回っていくはずだというやり方ではないか。
 景気対策は、地元の中小零細企業の懐を直接暖めるように、即ち、中小零細企業への直接発注の機会を増やすべきだ。
【市長】
 地元の業者に発注している。
【杉本】
 中小零細業者に直接出しているかと聞いているのだ。

工事
等級
発注数 当該
ランク
発注数
特A
39 27
29 12
87
85 16

工事等級に対応する格付け業者に発注されているか

【杉本】
 市内の中小零細企業に公共工事を発注する場合に、それらの事業が、工事等級に対応する格付け業者に適正に発注されているかどうか。
【市長】
 各ランクの発注状況は、別表の通りだ。指名は公平にできるが、発注は、入札の結果だ。

新「ガイドライン」に対する市長の認識は。

【杉本】
 去る5月29日付の毎日新聞は、「陸上自衛隊幹部学校 直江津港視察を中止 後方支援の指摘直後」との記事で、「ガイドライン関連法案は先月28日に閣議決定され、今国会に提出されている。日本周辺で武力紛争などが起きた場合、日本は自衛隊だけでなく自治体や民間が米軍に対して『後方支援』を行う。自治体は港湾や病院などの施設提供を国から要請されれば原則として協力する義務があるとされ、朝鮮半島で紛争が起これば、新潟など日本海側の都市は『最前線』となる懸念がある。」と、述べている。
 市長は、陸上自衛隊幹部学校の直江津港視察の危険性をどう認識しているか。
【市長】
 防衛問題は、国政の問題である。陸上自衛隊が調査した事実は知っているが、「災害対策のため」と言っており、懸念していない。



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労山隊
チョモランマ登頂
杉本敏宏

 労山(日本勤労者山岳連盟)隊が、チョモランマ登頂に成功した。
 五月二十日、6時過ぎのNHK新潟版で、「佐藤賢氏が登頂した」と報じていた。新潟県内在住者では、最初の登頂者だという。氏は、市民オンブズマンの事務局長でもある。
 その後の情報では、8人もの大量登頂だということもわかった。朝日新聞では、日本人最高齢登頂者として長崎から参加した川原氏を紹介していた。
 この隊の隊長の近藤和美(かずよし)氏は、1992年に小生が、旧ソ連のハンテングリ峰(7010m)に挑んだ時の隊長でもある。高所登山に対する緻密さには定評がある。
 小生の友人で元こぶし山の会の事務局長だった桑原巌氏(62歳)も、この隊員だったが、登頂はできなかったようだ。
 いずれにしても、労山の快挙である。

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