上越民報

1998年5月24日 bP03


上越市議会臨時議会ひらく

慣例で改選

 五月十九日、上越市議会は臨時議会を開き、正副議長を改選しました。また、常任委員会、特別委員会や各種審議会の委員なども改選しました。これらの役職は、法定では任期四年になっていますが、慣例で二年毎に改選しているものです。

問題多い議会

 最近の上越市議会には、議会制民主主義と議会の権能に対する問題が発生しています。議員の質問に対する市長の答弁拒否、言葉じりをとらえての発言取り消し動議などです。
 そこで、今回の正副議長選挙にあたって、日本共産党議員団は、次のような基本的態度で臨みました。

基本的態度

 地方議会の機能の一つである「執行機関に対する批判・監視機能」が充分発揮できるような議会運営をめざす。
 そのために、
1.議会制民主主義を守る。
2.行政、特に市長とは、一線を画する。
3.少数会派の意向を尊重する。

奇妙なうわさ

 臨時議会を前に、「記入した投票用紙を見せ合う」などという奇妙なうわさが流れてきました。
 議会での投票は、自分の席で投票用紙に記入してから、演壇に置かれた投票箱に投票します。
 「見せ合う」というのは、お互いに、投票用紙に何を書いたか「監視」しようとでもいうのでしょうか。

記載所を設けよ

 十八日の各派代表者会議で、杉本敏宏議員は、「議会での投票には、記載所がないので、設けてほしい。」と要求しました。これに対し、市政クと市民ネットが、「必要なし」との態度。他の四会派は、「設けるべき」との態度でした。

選挙結果

 正副議長選挙の結果と市長提案の監査委員の同意案件に対する投票結果は次の通りです。(いずれも、無記名投票)

議長選挙の結果
新保清司 22
杉本敏宏  2
本城文夫  1
無効    4

副議長選挙結果
石平春彦 19
山口 昇 10

監査委員(渡辺一太郎) 同意投票結果
賛成 22
反対  5

副議長選で協力

 議員団は、議長選挙では、杉本議員を擁立して闘いましたが、副議長選挙では、山口議員との間で、議会運営について大筋で一致したことから、同氏を推しました。

監査委員は反対

 議会選出の監査委員の同意案件は、「議会で選んだ候補を選任し、提案する」という慣例を覆しての提案であり、そうしたことへの抗議の意味も込めて、反対しました。

日本共産党議員団の所属委員会など

議員団長 杉本敏宏
議会運営委員 樋口良子
総務常任委員会 杉本敏宏
厚生常任委員会 樋口良子
河川港湾火力特別委員会 杉本敏宏
環境保全対策特別委員会 樋口良子
議会報編集委員 樋口良子
議員クラブ世話人 樋口良子
上越地域水道用水供給企業団 杉本敏宏
上越市総合計画審議会 杉本敏宏
上越市青少年問題協議会 樋口良子
上越市国民健康保険運営協議会 杉本敏宏
上越市都市計画審議会 樋口良子
上越市地下水利用対策協議会 杉本敏宏



インドの核実験に抗議し、
核兵器廃絶を求める決議

 我が国及び国際社会の核軍縮・核不拡散の努力にもかかわらず、インドが二度にわたり核実験を強行したことは、極めて遺憾なことであります。
 このたびの一連の実験は、いかなる理由があろうとも人類の生存を脅かし、地球環境と生態系を破壊する行為であることは明らかであります。
 さらに、周辺諸国に新たな緊張を生み、再び核開発競争を引き起こす恐れがあります。
 唯一被爆国である日本国民として、また世界の人々との友好交流による繁栄と、核兵器の使用・実験の禁止及び廃絶を求める「非核平和友好宣言都市」の上越市民にとって、今回の行為は絶対に許すことはできません。
 よって、本市議会は、インド政府に対し強く抗議するとともに、直ちに今後一切の核実験を中止し、核兵器の全面廃絶へ向けて行動されることを強く求めるものです。
 上記決議します。
    平成10年5月19日   上越市議会

上越市に要望書提出

上越地区労連

 五月十八日、上越地区労連の本間勝議長、吉崎祥彦事務局長など四人の組合員が、上越市の山口弘司助役を訪ね、要望書を手渡しました。これには、杉本敏宏議員も同行しました。
 上越地区労連の要望書提出は、この時期に毎年行っているもので、傘下の組合員や市民の要求・要望を取りまとめ、上越市に実現を要請しているもので、これまで要望したものが少なからず実現しています。
 今年も三十にものぼる項目を要望しており、六月議会後に、文書回答がある予定です。

不破哲三著
私の南アルプス

 五月十七日付けの『しんぶん赤旗』日曜版に、不破委員長の著書「私の南アルプス」について、3人の「山を愛する人たちの感想」が載っている。
 先月末の全国地方議員会議に出席した折、著者のサイン入りの同書を購入してきた。早速読んで見たが、実に楽しく、おもしろいので、ついつい引き込まれてしまう。
 南アの主稜線は、学生時代の夏に北岳から間ノ岳、農鳥岳をたどったことがあり、積雪期に塩見岳から荒川岳、赤石岳を縦走したことがある。
 不破さんの登山記を読んでいると、その時のそれらの山々の情景が目に浮かんでくる。
 南アは、富士を間近に見られる展望台でもあるが、いろんな角度からの富士山の話もうれしい。
 同じ登山愛好者として、氏の登山とその山行記に期待している一人である。

杉本敏宏