上越民報

1997年12月14日 bW7


新幹線フルもミニも線路幅はいっしょ
総務常任委員会で、杉本敏宏議員の質問で明らかに

厳しい長野上越間の着工

 「フルでなければ新幹線ではない」という見解があります。八日の総務常任委員会で北陸新幹線の長野〜上越間の進捗状況などの報告がありました。政府の財政再建で着工の目途が立たない状況です。

極めて初歩的な質問ですが

 杉本敏宏議員は、説明の後次のように質問しました。「極めて初歩的な質問ですが、新幹線のフル規格とミニ規格では何がどのように違うのですか。」
 企画政策部長は、「フルは線路幅が広い広軌、ミニは狭い狭軌。」と答弁。
 後ろの番外議員からは、「そんなのあたり前だ。」の声。

秋田新幹線はミニだが

 杉本議員。「秋田新幹線はミニだが、東京からそのまま秋田まで行っている。線路幅は変わっていないと思うのですが。」
 部長答弁。「間違っていました。フルもミニも同じ広軌です。スーパー特急が狭軌です。」
 後ろの席は、「シ〜〜〜ン。」

フルもミニも広軌ですね

 杉本。「確認しますが、フル規格もミニ規格も同じ線路幅の新幹線ということでいいですね。」
 部長。「そのとおりです。」
 後ろの席はさらに「シ〜〜〜ン。」

車輌も変わらない

 この委員会の後で、「秋田新幹線の車輌は、ミニだから130キロしか耐えられないのではないですか。」という疑問が寄せられました。
 秋田新幹線の車輌は、東北新幹線の上を二百数十キロで走っています。立派にその速度に耐えられる車輌です。
 こんな初歩的な誤解もあるんですね。

【杉本敏宏議員 談】

 新幹線問題について、大変初歩的な「誤解」がまかり通っていたことに、ビックリしました。「誤解」の上で「フルでなければ新幹線ではない」と思っているとしたら、市民にとっては悲劇です。


冬季集落保安要員制度の存続で
県への働きかけを要求

杉本敏宏議員

 冬季集落保安要員制度は、日本共産党と農村労働組合が、粘り強い交渉の結果、新潟県に作らせた制度です。
 豪雪地は特に過疎化と高齢化が進んでいます。指定された保安要員が、十二月から三月までの間、集落内の除雪の対象にならない道路の雪踏みや、生活保護世帯の屋根雪処理や除排雪などの援助をします。上越市内には、中ノ俣など三集落にそれぞれ二名づつ、計六名の保安要員が配置されています。
 この保安要員の報酬が、月額十六万円に二千円引き上げる条例が総務常任委員会で審議され、可決されました。
 この審議にあたって、杉本敏宏議員は次のように問いただしました。
 「県が平成十年度からの事業見直しで、この制度を含め、廃止の対象としている。松之山町や津南町などでは、県に存続の要望をしているそうだが、上越市はどのような対応をしているのか。」
 「日本共産党は、県に存続を要求するとともに、国に対して、この事業を国の制度として採択し、補助するように要求している。」
 「上越市としても、県に廃止しないように、強く要求すべきではないか。」
 これに対し、助役などは、「見直しと聞いているが、廃止とは考えていない。今月、県から詳細の通知が来るが、それを待って対応を考える。」との答弁です。
 まったく「甘い」と言わざるをえません。「見直し」のの発表以来、廃止対象の事業に関係するたくさんの団体が、県に存続を要求してきました。その結果、幾つかの事業の存続や拡充が決まっています。
 2550もの事業です。廃止されてから泣いたりする前に、大いに声をあげるべきです。


新たに大和五・六丁目ができます

 来年六月から、新たに「大和五丁目」「大和六丁目」ができます。場所は、脇野田駅の西側です。
 八日の総務常任委員会で、この問題が審議され、杉本議員は、次のように質問しました。
 「脇野田駅東側にすでに、大和一〜四丁目があるが、四丁目は東北、今度の五丁目は南西で続かない。一〜四丁目を作る時に、将来を見こしていなかったのか。」
 「市の将来計画では、新幹線駅ができることになっている。五丁目の南側が発展した場合、七丁目にするのか。」
 総務部長の答弁は、「地元での協議の結果を尊重して、このようにした。新幹線駅ができて、事情が変われば、見直しも有り得る。」ということでした。
 四丁目と五丁目の間に、一〜三丁目があって、混乱しないでしょうか。