日本共産党上越市議会議員杉本敏宏
市政レポート
2005年4月3日 bV8

目次
☆時価が簿価を下回り、売れば損する 土地開発公社の保有土地
☆旧中央病院跡地売却の市長責任
☆責任と自覚が足りない木浦市長
☆木浦市長はまだ政治経験が浅い?


時価が簿価を下回り、売れば損する
土地開発公社の保有土地


 宮越馨前市長が、「含み益があるから売れば大もうけする」といっていた土地開発公社の土地は、実は「含み損」を抱えていることが明らかになりました。売れば売るほど損をするというのです。

地価が下落している
 2001年3月議会で宮越前市長は、「含み益が膨大にある」「心配するに及ばない」「私を信用してほしい」と言っていました。
 しかし当時、既にバブルが崩壊し、土地価格の下落が始まっていました。そして地価の下落傾向は今も続いています。従って、「含み益」どころか「含み損」を抱えているのではないか。そうだとすれば、その「含み損」をどう解消していくかが大きな課題になります。

二つの質問
 そこで二つの質問をします。
(1)公社が保有する土地の簿価と時価評価はどの程度乖離しているか。
(2)その乖離分をどのようにして解消していくのか。
 「含み損」は、一般会計(市民の税金)から繰り入れて解消するしかないと思いますが、他に何かいい方法があるのかどうか、お聞きしたいと思います。

16年度末で逆転
【答弁】15年度末の簿価総額は、おおよそ319億円で時価は約329億円だったが、16年度末では逆転すると予測している。
 これまでの実態は、時価評価をしてこなかった。民間には時価で売却してきたが、市が買い取る時には、簿価で買い取っていた。今後は、時価評価を行い、改めたい。

旧中病跡地は半値だ
 旧中央病院跡地を原信に売却したが、坪45万円の土地を20万円そこそこで売っているのに、行政が買い取る時は簿価というのでは、市の財政がおかしくなります。即刻やめるべきです。

「先行取得」の責任
【答弁】市が買い取ることを前提として公社が買収した土地(「先行取得」の土地)は、簿価での買い取りが約束になっているのでやむを得ない。
 過去において、しっかりとした再取得計画がないまま、膨大な土地を購入させてきたという、極めて遺憾な事実がある。

「失政」そのもの
 土地は上がりつづけるものではなく、下落することも考えて購入しなければならない。ですから、前市長の「失政」そのものです。
 木浦市長に直接の責任がないとはいっても、放置することは許されません。
 買い取り価格の改善を求めます。

旧中央病院跡地売却の市長責任

市民の願いは職員の処分ではない
 市民が願っているのは、職員の処分ではありません。あの土地を取り戻して市民のために使ってほしいということです。
 この問題は、昨年の12月議会でも取り上げ、市長の責任を問いました。その後、職員を処分し、今議会には助役の処分が提案されていますが、問題は、市長の責任が不問にされていることです。

最大の責任は市長にある
 市長には責任がないどころか、最大の責任者です。部下だけ処分して、「私は清廉潔白です」ということにはなりません。市長は自らの責任をどう考え、どう取ろうとしているのかお聞きをしたい。

「適切な指導」が責任の取り方だ
【答弁】これまでも適宜指導をしてきた。このたびの教訓を生かし、市民の皆さんに十分な説明責任を果たせるよう、組織や業務全般の見直しを指示した。それが長としての責任だ。

原信社長に「よろしく」とお願い
 市長は、ことの一部始終を知った上で、昨年6月に原信社長と会って、「よろしくお願いします」といっています。責任がないなどとはいえません。だから、公社理事長の処分で終わらないのです。本当に市長は責任をどう感じているのですか。

「別の法人だから」
【答弁】市と公社とは別の法人だ。公社の責任は公社の長が取る。私の責任は、それを監督することだ。
 コクドと西武の関係と同じではないか。堤さんは責任を取らされています。親会社だ、子会社だと言っていられません。市長に本当に責任はないのですか。
【答弁】公社は特別な団体であり、それを監督していくことが市長の責任なので、そのようにしていく。

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責任と自覚が足りない木浦市長

 私は二つの問題で一般質問をしました。「土地開発公社の経営」と「地域相談役会議」についてです。木浦市長の答弁で共通していたのは、「自らの責任とその責任を全うしようという自覚がない」ということでした。 市民に「自立」を求めますが、一番自立しなければならないのは木浦市長です。

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木浦市長はまだ政治経験が浅い?

 ブログの読者が、一般質問を傍聴した感想を寄せてくれましたので紹介します。
 一般質問、元町長と現職市長の違いをまざまざと見せ付けられたおもしろさ100%のやり取りは苦笑いでした。あの、記念イベントを題材にした「市民と協働」は、これから様々な視点や感覚をもつ上越市民の現状の取りまとめを考えると、規模の違いもあり、経験不足の市長は理解に苦しんだでしょう。彼が懸命にあんなに力を入れて回答する姿に親しみも感じましたが、終わって汗を拭っている時に、矢野議員が「市長の考えは判りました。ただ!それは・・」と言った時に木浦市長が「え〜っ@@!」という顔で、飛び上がった姿は滑稽でしたが。まだ政治経験が浅いのでしょうか?市長は。ゴールドブレンドを飲んで、違いのわかる政治家になってほしいと思った次第です。でも、矢野議員とのやり取りは大変楽しかったです。もっと条例に関わることでやりあってもらったらさらに興味がわきます。
 また観光がてら上越には伺いたいと存じます。

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