日本共産党上越市議会議員杉本敏宏
市政レポート
2005年3月6日 bV5

目次
☆上越総合病院の新築に20億円という破格の補助金
☆委員会審議もおもしろいですよ
☆予算審議にあたっての視点
☆合併初年度から新市建設計画からずれた予算でいいんですか

 

上越総合病院の新築に
20億円という破格の補助金

他の民間病院と比べて、たいへん不公平です
 

 厚生連上越総合病院が、リージョンプラザの近くに移転新築します。ここに毎年1億円ずつ20年間にわたって補助金を出すという計画が、明らかになりました。

 上越市内には、たくさんの医療機関があり、これまでにも新築や改築、新設備導入などをして、地域医療に貢献していますが、市から補助金を受けたという話は聞きません。
 まさに破格の20億円という補助金です。こんな不公平がまかり通っていいはずがありません。

 「どの医療機関も、努力をして地域医療に貢献しようと頑張っているのです。上越病院だけを優遇するこんな不公平な補助金はやめるべきです。」と追及しました。

 市長は、「建設資金ではなく、長期借入金の利子や運営資金に対しての補助。」というだけで、「不公平な補助金」ということについては、最後までそのことを認めようとはしませんでした。

目次へ

委員会審議もおもしろいですよ

 3月議会の論戦は、委員会審議に移りました。前号の「日程表」にも書きましたが、2〜4日が樋口良子議員の厚生常任委員会、10、11日と14日が文教経済常任委員会で橋爪法一議員が登場します。私の出番は、15〜17日に行われる総務常任委員会です。
 ぜひ傍聴にお出かけください。

目次へ

予算審議にあたっての視点

 

@ 新市建設計画と比較してみる。新市建設計画とは何か。13区のための計画ではなく、新市全体の10年間の計画である。われわれは、新市建設計画そのものについて、すべて良いとは思っていない。しかし、合併を推進した皆さん方には実行する責任がある。

A 14市町村の16年度当初予算と比較してみる。そうしないと、17年度予算案が適正かどうかわからない。

B 旧上越市を特別扱いすることになっていないか。13対1の構図とか「地域エゴ」とかいわれるが、旧上越市のエゴはないのか。

C 13町村の編入で人口が21万余人になったが、旧上越市の市域で増えたわけではない。合併前も合併後も住民は同じ所にそのまま住んでいる。これまでそこに住んでいた人たちが、これまでと同じようにくらしていけるか。

D 旧上越市から見れば改善・前進でも、13区から見れば後退ということもある。旧上越市の施策が一番進んでいたわけではないからだ。乳幼児医療費助成事業は、通院が4歳児まで引き上げられるが、3歳児までだった旧上越市では前進でも、入学前まで助成していた旧町村から見れば明らかな後退である。

E 住民要求が実現しているかどうか。今回の予算案でわが党がこれまで主張し、要求してきたことのいくつかが、実現している。私が主張して始まった耐震診断。学校から始まって、公共施設全体に及び、町内会施設から、個人の家屋の耐震診断への補助にまで進んできた。今年の1月17日に市長に対して提出した「予算要求」でたくさんの要望があった街灯整備が一気に整備される。同様に、市内一円の道路修繕工事が充実されている。

目次へ

合併初年度から
新市建設計画からずれた
予算でいいんですか
2日の総括質疑で追及
 

合併後の予算は新市建設計画を実行するもののはず
 合併したあと、新しい市をどのように運営し、建設していくかを市民に公約したのが、「新市建設計画」です。これから離れての予算はないはずです。

計画より56億円も膨らんでいる その原資は貯金の取り崩し
 提案された予算案の規模は、「新市建設計画」よりも56億円も多い1008億円です。「新市建設計画」は10年間の計画です。合併最初の年から、こんなに膨れ上がっていては、これから10年間の財政運営がまったく危ぶまれるわけです。
そして膨れ上がった予算の財源は、「財政調整基金」28億円の取り崩しです。その結果、61億円あった貯金が32億円に減ってしまい、来年度同じように取り崩したら、底をついてしまいます。
 市長の答弁からは、そうした危機感はまったく感じられませんでした。それどころか、「計画は計画。実行予算はその時々の社会経済情勢によって変わってくる。」という始末です。

長期計画は絵に画いた餅か
 3年、5年、10年とたって計画と実態がずれてくることはありうることです。しかし、今年は計画の初年度です。初年度からこんなに狂ってしまっては心配だといっているのです。56億円というのは、旧三和村の年間予算に匹敵します。そんなにもずれて、「当然です」ということにはならないでしょう。

計画は平均的な数値
 「新市建設計画の数値は、10年間の平均的な数値です。」というのが市長の答弁でした。
 それでは、「合併した町村の住民に失礼でしょ。この合併はいったいなんだったんだ。」ということにならないでしょうか。

目次へ


登山記録トップ 年代順目次へ 山域別目次へ 写真のページ
市政レポート 議員団ニュース 市議会報告 上越民報