日本共産党上越市議会議員杉本敏宏
市政レポート

2003年6月8日 bR9

目次
☆議会を無視した「市民意向調査」に待った
☆火打山  2003年5月6日


議会を無視した
「市民意向調査」に待った

上越市議会が緊急決議採択

市民意向調査に
関する緊急決議
 合併問題については、この間議会との充分な協議を踏まえて進めてきた。しかし、今回(5月30日からの意向調査)は、これらの協議も一切なく、議会そのものを軽視した行為である。断じて許すことはできない。
 よって、5月30日から実施した市民意向調査は、新たに議会との協議を踏まえて、改めて実施すべきである。
 上記決議する。
平成15年6月3日
上越市議会

突然、調査票送付

 上越地域?14?市町村の合併が、強引に進められています。5月?28?日には上越地域法定合併協議会準備会(任意協議会)が解散し、各町村の6月定例会に、法定協設置議案が提案されるという緊迫した情勢になっています。
 上越市で5月?30?日、突然「市民意向調査票」が、?18?歳以上の住民の?10?%1万900人の市民に送付されました。6月?11?日までに回答せよというものです。

議会との協議は当然

 1〜2月の第1回調査に続いて2回目の調査を法定協設立前に実施することにはなっていました。しかし、議会内には「全数調査」の声が強く、木浦正幸市長も議会答弁で「議会の大方の要望があれば」と答弁しており、実施時期や調査内容、実施規模は当然第1回の調査同様、議会との綿密な協議のもとで行われるものと思われていました。

寝耳に水

 今回の「意向調査」が行われるということは議会にまったく相談がなく、内容も規模も議会と協議することもなく、?30?日の夜にFAXで「報告」という形で議員に知らされました。「寝耳に水」の事態に多くの議員が憤り、6月2日には、連名で小林章吾議長への善処の申し入れを行いました。この時点で、「行政側から申し入れがあり、副議長にも相談せず、議長が独断でOKを出していた」ことが判明し、議員らの怒りをさらに大きくしました。

緊急質問で責任追及

 3日からはじまった6月定例議会の総括質疑終了後に、この「意向調査」実施にかかわる緊急質問が行われました。緊急質問で杉本敏宏議員は、行政側の議会軽視をきびしく追及しました。その中で、行政側の唯一のよりどころであった「議長に確認した」というのが、実は議会事務局も立ち会わないまったく非公式の打診であったことが明らかになりましたが、それでも固執する醜さでした。また、3月議会で「法定協準備会の成果を報告する場として市民説明会を開催したい」と答弁していたこと、前回の調査票には「次回調査の前に市民説明会を実施」と明記されていたにもかかわらず、それもやっていないとの指摘には、6月8日にフォーラムを行うなどと言い出す始末。「市町村合併を決めるのは市民です」と言い、「その市民を代表しているのは議員」と言いながら、市民にも議会にも何も説明や協議をせずに、一瀉千里で合併に突き進む姿勢が明らかになりました。

5会派で決議提案

 緊急質問の過程でこうした行政のやり方にストップをかけようと5会派が共同で、「市民意向調査に関する緊急決議」が緊急提案され、?16?対?10?の多数で可決されました。決議の内容は、事実上、現在行っている「意向調査」の中止を求めるものです。合併推進派は反対討論で、「協議は行われており、議会軽視ではない」と強弁しましたが、そうすると議長が議会内の手続きを踏まなかったことになり、逆に議長を窮地に追い詰めることになりました。
 この決議は、正副議長から直ちに木浦市長に届けられ、4日中に文書回答されることに。それを受けて、5日の全員協議会、6日の市町村合併対策特別委員会で改めて協議が行われる予定です。

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火打山

2003年5月6日

頭だけ出したヒュッテ前の看板

 毎年この時期に登るのを恒例としているが、今年ほど疲労困ぱいしたことはなかった。身体全体が、「つかれた〜〜〜」っと言っているようだった。家に戻って、風呂に入り、ビールを飲んだら、もうどうにもならず、朝まで寝てしまった。

 朝の高田は猛烈な霧の中だった。対向車のライトが直前になって見えるというような中を出かけることにした。杉の沢近辺の濃霧が心配だ。しかし、その霧も関山あたりからは晴れていた。

 笹ヶ峰の牧場に雪が残っており、駐車場のあたりで70〜80pほどだった。登山口の駐車場はまだ除雪がされておらず、キャンプ場の駐車場にとめる。わずか数台が無秩序に残っていた。連休後の平日だから、こんなものなのだろうか。

 比較的新しい足跡とスキーで下ったあとが残っているが、夏道とはかなり違ったところを通っている。どこを歩いても行けるが、見覚えのあるブナの大木や古い赤布などもたよりにして行く。ツツドリの「ホーホー、ホーホー」という声が遠くから聞こえてくる。木をつつくような「コンコンコンコンコン」という音はキツツキだろうか。そんな鳥たちのいとなみを聞きながら登る。

 「ザザーッ、ザザーッ」という音がし始めて、黒沢川に出る。橋を渡って休憩。水を補給する。水音以外、何も聞こえない。

天狗の庭から見た、雪に覆われた火打山と影火打

 十二曲は雪が多いために、いつもよりも楽に登れた。ヒメコマツよりもかなり上で稜線に出る。眼下の黒沢川はほとんど雪に埋まっているが、所々口が開いていて水しぶきが上がっている。狭い川筋にスキーで滑降したあとが面白い模様を描いている。降りていくのだろうか、人声がしたような気がした。

 稜線の岩場は雪の中で、右から巻いている跡もあるが、安全な左から登る。そして、オオシラビソの樹林帯に入る。直射日光が遮られ、涼しさを覚える。二つ沢を過ぎると下った真新しい足跡が残っていた。富士見の手前の木陰で休むと、小鳥が木々の間をさえずりながら飛び交っている、その音だけ。原始の世界はこんなだったんだろうかなどと、しばらく思いにふける。

 ひろ――――い富士見平。焼山はかすかに噴煙が上がっているように見える。晴天が続いているためだろうか、北アの峰々は霞の彼方だ。黒沢岳をトラバースして高谷池ヒュッテへ。残雪は2.5mほどか。ヒュッテは無人だった。中に入って一休みする。管理人の築田氏も見えないが、写真でも撮りに出かけているのだろうか。今日はここまで人っ子一人出会わなかった。

《コースタイム》
笹ヶ峰駐車場 6:50 高谷池ヒュッテ 13:55
黒沢川 7:50 黒沢川 15:35
高谷池ヒュッテ 10:35 笹ヶ峰駐車場 16:15
頂上直下 12:40

 天狗の庭からは稜線に上がらずトラバースしている。雪が多いためだろう。中腹に差しかかる頃、スキーを履いた人が、快適に登ってきて、追い抜いていった。今日はじめての人。陽射しはますます強い。ハイマツ帯が終わったところで、風を避けて休もうと、わずかに現れた夏道に入ると、人声がした。築田氏が7人の若者を従えていた。歓談。疲労もあり、13時には下り始めないとと思っていたので、登頂はやめてここから引き返すことにする。頂上までは30分ほどだと思うが。

 下りはじめて、ハイマツ帯のトラバースで登っていく人に出会い、天狗の庭のところで夫婦連れに出会う。これが今日であったすべて。ヒュッテにはスキー隊よりも早く着いた。缶ビールを一本空ける。「夏ごろにまた来るかも」と言ってヒュッテをあとにする。

 黒沢岳のトラバースで、あとから登っていった人が追い越していった。富士見平で最初に会った人が、追いついてきた。長野の人のようだ。二つ沢の手前で、右の谷を降りるという。「いっしょに」というので、ついて行くことにする。スキーで快適に降りていくのをグリセードでついて行く。標高差は300mもあっただろうか。久しぶりの快適な長いグリセードだった。先に下りた彼氏は待っていてくれた。谷の途中からトラバースして、十二曲の方に向かい、黒沢川の橋に出た。

 笹ヶ峰につくと、明星荘の人が雪囲いをはずしていた。登山口の駐車場もきれいに除雪されていた。帰り道、道路に張り出したブッシュを刈り取っていた。

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