日本共産党上越市議会議員杉本敏宏
市政レポート

2002年9月22日 bP3

目次
☆高田工業高校、城東中学の前の歩道が拡幅されます
☆「外形標準課税」で商工会議所を訪問
☆居多神社前に「国府の館」 ?そんなものは不要です


高田工業高校、城東中学の
前の歩道が拡幅されます

歩道が拡幅される総合庁舎東本町線

 高田工業高校、城東中学の前の道路(総合庁舎東本町線)の歩道を拡幅改良する予算が、9月議会に提案された平成?14?年度補正予算に盛られています。

工業高校側が狭い
 この地域は、工業高校、城東中学のほかに北城高校もあり、通学時間にはたくさんの生徒が行き交います。
 道路の両側には歩道がありますが、工業高校側の歩道が狭くなっています。積雪期になると、城東中学側の歩道は除雪されますが、工業高校側の歩道には車道の雪が押しやられ、通りにくくなります。車道にはみ出した生徒たちも、車を運転する人たちも危険に思っていました。
 5年前の冬、そんな声が杉本敏宏議員に寄せられ、改良を要望していたものです。

今年度は学校入口までの122m
 北堀にかかる部分は、昨年すでに工事が行われました。今年はこれに続いて両校の入口あたりまでの122mが拡幅工事されます。
 この部分は、ちょうど学校の敷地にかかりますが、それを削っての拡幅になります。
 その先の内堀にかかるところは、内堀が文化財でもあることから、調整と工法の検討が必要になります。

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「外形標準課税」で
商工会議所を訪問

 全国議長会から9月議会に提出された「地方税財源の確保についての意見書」に、「外形標準課税の導入」という項目がある。この問題で、樋口良子議員とともに上越商工会議所を訪問した。

 最初に、「全国商工新聞」のコピーと「意見書」(案)のコピーを渡し、「地方税財源の確保に外形標準課税を導入するというのは大問題だと思う。商工会議所が反対していると聞き、意見をうかがいに来た。会議所としても市会議員に働きかけてほしい。」と訪問の目的を述べた。

 会議所側は、「外形標準課税は、中小業者に増税を強いるもので大反対だ。」と述べ、「会議所として全国的に反対運動をしている。署名集めで、上越は全国?20?位だった。従業員にもお願いした結果だ。政府の案に基づいて企業ごとに計算してみると大変な実態がすぐにわかる。これまで6万円くらいだった事業税がいっきに?16?万円にも跳ね上がってしまう。」といっていた。

 また、「固定資産税の評価替えにも問題がある。地価が下がっているのに、税が増えていく。中心市街地ほどその傾向が強い。」とも述べ、その点でもこの「意見書」(案)は、おかしいとの見解も示された。

 さらに話がはずみ、?11?日に新聞報道された和田寺町のSC(ショッピングセンター)について、「地元の雇用ということで、町内会が賛成しているようだが、上越市にはすでに大型SCが2ヶ所もあり、中小業者の営業を圧迫している。この上さらにということになれば、営業が成り立たなくなる。関係の部会の会議を開き、反対の意思表示をする。昨日市長に会い、その旨を伝えた。」ということだった。「議会にもお願いしたほうがいいか」というので、「ぜひ、今議会中に議会として意思表示した方がいい。すぐにでも陳情できないか。」とお願いした。

 市内の中小商工業者の営業と暮らしを守るという点では、商工会議所とも多くの共通課題がある。引き続き、懇談をしていくべきだと思った。

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居多神社前に「国府の館」?
そんなものは不要です

「国府の館」概念図

 文教経済常任委員会で、「国府の館」が問題になる。市が、居多神社の前にある「蓮池」の一部を埋め立てて、「親鸞聖人ゆかりの地」として、展示施設を造るというものだ。

 公明党西沢幹郎議員は、施設に「親鸞資料室」があることから、憲法問題を持ち出し、「行政が浄土真宗の普及に手を貸すことにならないか」と追及していた。

 渡辺明美議員は、「地元からは、『集会施設がないのでコミュニティセンターのようなものをつくって欲しい』という要望だった。それがなぜこんな施設になったのか。」と質していた。宮越前市長の時期の問題だが、「これ幸い」とばかりに地元要望に便乗して膨らませた姿が浮かんでくる。前市長与党の渡辺議員がその経過を知らなかったのだろうか。

 杉本敏宏議員は、次のように見解を述べ、質問した。
@展示施設というが、大事な宝物を寺院はださないだろう。そうすると展示するものが何もないのではないか。展示品のない展示施設などまったくムダな事業だ。
A宗教にかかわるものを扱う場合は、慎重でなければならない。特に、そうした専門家である文化財を扱っている部門との連携が絶対に必要だ。連携がないのはどういうことか。
B「親鸞聖人ゆかりの地」としての施策がバラバラで一貫性がない。鏡ヶ池なども未だに工事をしている。全体を見通したグランドデザインがないからそういうことになる。全体計画を作った上で整備すべきだ。
C五智・国府地域は、自然環境の豊かな所だ。環境を生かすことこそが必要であり、環境を壊してまで建てるべきではない。この地域にふさわしくない。

 行政は、「見直し、再検討する。」と答えた。

 「越後国府」の所在地については、諸説があり確定していない中で、「国府の館」を称することは学問的にも問題がある。また、寺院や神社などの宗教施設に対する行政の支援は、憲法で禁じられている。「親鸞聖人の偉業を展示する」ことは憲法に抵触するおそれがある。こんなことは行政としては当然知っていなければならないことだが、それをあえて進めたところに宮越前市長の真骨頂があるといえる。

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