2003年9月議会討論

議事録

目次
◆杉本敏宏議員 【議案第64号平成14年度上越市一般会計歳入歳出決算認定】
【議案第65号平成14年度上越市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定】
【議案第88号市道路線の認定について】
 
○石平春彦議長
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 11番、杉本敏宏議員。
     〔杉 本 敏 宏 議 員 登 壇〕
◆11番(杉本敏宏議員)
 日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。議案第64号、65号並びに議案第88号について反対討論を行います。
【議案第64号平成14年度上越市一般会計歳入歳出決算認定】
 まず、議案第64号平成14年度上越市一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、木浦市長は宮越前市政を批判して当選をされました。そして、その事実上の第1年目が平成14年度でありました。平成14年度の予算議会、14年の3月議会でありますけれども、その総括質疑で、私は次のように質問をいたしました。それでお聞きしたいのでありますが、この平成14年度の予算の策定に当たって、こうしたJプランや第4次総合計画、これらをどういうふうに見直したのかと。そして、それを今回の予算にどういうふうに反映させたのか。このことについて明らかにしていただきたいと思うわけであります。また、提案されました予算や見直したという事業を見ていきますと、Jプランの根幹になっております大型事業がそのまま生かされているというのが今回の予算の大きな特徴の一つでもあると思います。そして、それらは前の市政の目玉とも言えるようなものが残されている。例えば直江津港の開発でありますとか、新幹線による新しい駅にかかわる整備でありますとか、こういったものが何もまだ手がつけられずにそのまま残っているわけであります。こうしたことそのものが身の丈に合わない元凶になっていると思うのでありますけれども、そうした見直しがなされていくのかどうか。ここがなされなければ結局のところは本質的には前の宮越市政を継承しているということになるのではないか、このように思うわけであります。こういう質疑をしたわけであります。
 そして、その上で身近な生活関連基盤の充実ということが一方で言われております。もちろん行政の点検や見直しは、これは常に必要なものであります。問題は、その見直しをどういう方向でやっていくのかということではないでしょうか。見直ししたということで出された資料の中を見ますと、市民生活に必要なものやあるいはまたこれから身近な生活関連基盤の充実ということでは、本当に充実させていかなければならないのではないかと思われるようなものが削られているというのがわかりますというふうに質問をしまして、そして削られた例として子ども文庫の補助金の削減、チャイルドシート購入費補助金の廃止、在宅健康管理システムの廃止、高齢者サービス総合調整推進事業の縮小、教育費の比率が10.1%で、上越市のこれまでの中では最低に近いということ、また学校訪問カウンセラー事業が縮小された等々を指摘したわけであります。そして、中には復活されたり、見直されたりしたものもありますけれども、それらの大部分がそのまま執行されたわけであります。
 また、償却資産にかかわる固定資産税約16億円の10%近くに当たる1億5,000万円もの固定資産税を事実上フィードバックする企業設置奨励金の問題なども指摘をさせていただいたところであります。もちろんこういう削ってはならないものばかりではなくて、一定の見直しもされました。その中では、東京事務所の廃止、創造行政研究所の見直し、エコヴィレッジ、これは若干の問題がありますけれども、当時は見直すということになっておりました。また、バッカス館、ブルワリー館、これは廃止になりましたし、農村公社やまたアーバンビレッジのところに進出するという話のあったコンビニなども見直しが行われました。これは、もちろん我々としても歓迎するものであります。しかし、今述べましたように、特に最初に述べましたように、前の市政が最も重視していた第4次総合計画、そしてJプラン、宮越前市政の中心政策だったわけでありますが、この根幹がほとんど見直されることなく継続されている。引き継がれている。こういう実態が今回の決算の審議の中で明らかになったのではないかと思うわけであります。したがいまして、前市政を批判し、それを見直すということが全く不十分な形で行われている、こういう14年度の施策そのものに賛成するわけにはいきません。

【項議案第65号平成14年度上越市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定】
 次に、議案第65号平成14年度上越市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。この国民健康保険の問題につきましても、同じく当初予算の審議を行いました総括質疑で次のように質問を行いました。国保税の問題は、私も事あるごとにこの場で取り上げさせていただいてまいりました。この12月議会、これは13年度の12月議会ですが、そこでも合併問題に絡めて国保税の引き下げを求めたわけであります。県内で一番高い国保税、12月にお示しした数値ではということで、一番高かったわけでありますが、そういう見直しを求めたわけでありますけれども、15年度になって一定の改革、改善が行われましたけれども、14年度として見ますと、この問題でもほとんど手がつけられていなかった。そして、高い国保税がそのままの形で決算に反映しているという、こういうことになっているわけでありまして、そうした実態からして、この議案第65号についても認定するわけにはいかないというのが私ども共産党議員団の考えであります。
【議案第88号市道路線の認定について】
 3番目は、議案第88号市道路線の認定についてであります。今議会で市道の認定、たくさんの路線が出されておりますが、そのすべてに反対するというわけではありません。その中の総合運動公園線の認定についてのみ反対するものでありますが、一括して出されている議案でございますので、市道路線の認定そのものについて反対をさせていただくということになるわけであります。総合運動公園については、その建設位置をどこにするかということがこれまで議論になってまいりましたが、我が党はこの問題は建設位置をどこにするかということではなく、今つくられようとしている施設そのものが真に必要かどうかが問題であるというふうに考えております。そして、結論的に言えば、今の経済状況、そしてまた市の財政状況のもとでは、こうした施設は建設すべきではないというふうに結論づけているところであります。そして、この総合運動公園への取りつけ道路であるこの総合運動公園線について、認定をするわけにはいかないという態度であります。
 以上、三つの議案について反対討論をいたしました。よろしくお願いいたします。

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