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2002年9月定例議会
総括質疑原稿


2002年9月4日

1.議案第72号〜83号 平成13年度上越市一般会計および特別会計などの歳入歳出決算認定について

@一般会計、特別会計とも単年度収支、実質単年度収支が赤字ということをどう考えているか。
 監査委員報告「単年度収支は1億5829万円、・・・実質単年度収支では5億5424万円の赤字となっている。」「特別会計総体では、・・・単年度収支では2億5312万円、実質単年度収支でも2億5288万円の赤字となっている。」
 一般会計の単年度収支は2年連続の赤字。
 実質単年度収支は、平成6年、8年には11億円を超えていた。急速な悪化が見られる。
 特別会計総体では平成10年度以来の赤字転落である。

A市債残高が一般会計で9億円、特別会計で57億円も増え、借金体質がいっそう進行したのではないか。
 「この結果、平成13年度末における一般会計債の残高は、平成12年度末に比べて約9億900万円増えて480億6400万円余りになりました。また、下水道事業特別会計、病院事業特別会計及びガス事業会計などの特別会計の市債残高は、・・・前年度より約57億3600万円増加し、749億4200万円余りとなりました。」
 合わせて、66億4500万円増の1230億0600万円にものぼる膨大な額になった。
 なおこの他にも後年度の負担となる債務負担行為が、100億3432万円もある。
 「市債残高の増加は将来の財政運営を硬直化させる原因ともなりますので、新たな市債の発行につきましては、今後最新の注意を払ってまいります。」

B一般会計では、市税の滞納が9億6千万円をはじめ分担金負担金、使用料、諸収入の滞納などが増加傾向にあり、特別会計でも国保税、下水道、農業集落排水事業などの収入未済額が増えている。また、市税の不納欠損額が2億9千万円にのぼるなど不納欠損額も増加傾向にある。このような徴収率の低下についてどのように考えているか。どのような収納対策を考えているか。
 「監査委員のご意見、ご指摘にもありますとおり、収入の安定的な確保と負担の公平、適正化の観点からも、今後とも改善に努めてまいりたいと考えております。」
 国民健康保険税は、調定額に対する収入済額の比率=収納率が、現年課税分だけでは93%ですが、全体では79.2%と8割を割ってしまいました。
 収入未済額は、7億6867万円にもなり、不納欠損金も4500万円です。ここ最近では、現年課税分からも不納欠損金が出ているのが特徴です。
 滞納者数も急激に増え、6848人に。
 下水道会計、農業集落排水事業会計でも同様の傾向があります。

C経常収支比率が80%を超えたが、財政硬直化が進んでいるのではないか。また、財政力指数が低下の一途をたどっており、財政に余裕がなくなってきているのではないか。
 経常収支比率は、平成の初め頃は67%程度だった。
 最近、70%後半になっており、財政の硬直化が心配されていた。それが今回80%を越えてしまった。
 「80%を超えると財政構造は弾力性を失いつつあると考えられている。」(監査委員意見書)
 財政力指数は、3年移動平均で0.712まで低下した。
 これも平成の初めには0.800を越えていた時期があったが、ここ数年は低下の一途をたどっていた。財政に余裕がなくなってきている。

2.議案第88号 上越市埋蔵文化財センター条例の制定について

@センターの活用をどのように考えているか。
 裏山遺跡の存在が公表されたのは、1996年8月31日の現地説明会だった。全国的な保存運動が巻き起こった。しかしこの遺跡は破壊され、それから5年が経った。その保存運動の中から生まれたのが、この埋蔵文化財センターだ。
 この保存運動に関わったものとして、また考古学の愛好者の一人として、センターの完成を喜ぶものである。

 埋蔵文化財センターは、発掘資料の展示場所ではなく、研究施設として充実すること。
 埋蔵文化財センターは、埋蔵文化財だけではなく、考古学研究の施設とすること。
 埋蔵文化財センターは、地域住民への啓蒙施設であること。
 埋蔵文化財センターは、上越市がつくるものであるが、広く頸城地方全体のセンターとすること。